記録的大雨 北日本

気象庁のレーダーによる解析では、5日夕方にかけて弘前市付近、黒石市付近、平川市付近、鰺ヶ沢町付近、大鰐町付近、七戸町付近で1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報を発表しました。

また、大鰐町では午後2時50分までの1時間に51.5ミリの非常に激しい雨が降り、1時間の降水量としては2010年の統計開始から最大を記録しました。

同気象台によると、道内で記録的短時間大雨情報が出されたのは、昨年11月2日の北斗市以来。

この大雨の影響で土砂災害の危険度が非常に高まっているとして、気象台と青森県は弘前市や平川市などに土砂災害警戒情報を出しましたが、午後6時すぎまでにすべて解除しました。

また、弘前市と平川市は市内の一部の地区に避難指示を出しましたが、いずれも午後6時半までに解除しました。

雨のピークは過ぎましたが、大雨になったところでは地盤が緩んでいるおそれがあり、このあと数時間は土砂災害や河川の増水に注意してください。

気象台によりますと、6日の県内は大気の状態が安定し、曇りや晴れるところが多くなるということです。

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